”世界一嫌いなあなたに”を見て

ストーリー:ジョジョ・モイーズの恋愛小説『Me Before You(ミー・ビフォー・ユー)』の映画化。イギリスの田舎町が舞台。お洒落をするのが大好きな26歳の女性、ルイーザ・クラークことルーは働いていたカフェが閉店になったことにより職を失ってしまった。そんな中新たな就職先を見つけたルー、それは元青年実情家のウィル・トレーナーの話し相手になることだった。ウィル・トレーナーはバイクの事故により一生車椅子生活となってしまい生きる気力を失っていた。最初は冷たく当たっていたウィルだが、だんだんルーの明るさに心を開きお互いは恋に落ちていくラブストーリー。


私はこの映画を高校生にころに見て、一日疲れた後に見ると不思議と元気が出てくるので何度も見返してしまうほどこの映画にハマっていました!この映画は「生」と「死」を考えさせる結構ディープな話で、とても感動できる映画となっています。主演エミリア・クラーク演じるルイーザの妙に派手で不思議な服装と、貧しくても思いやりに溢れて、何より太陽のような明るさが大好きです。ウィルが彼女に惚れてしまうのもわかる気がします。あのイケメン俳優サム・クラフリンが演じていたウィル・ターナーはも、何もかも失ったことにより心を閉ざしていましたが最終的にはルイーザの夢をサポートしてくれる本当にいい人でした。しかしある日、ルイーザはウィルが6ヶ月後に安楽死により死んでしまうことが明らかになりました。これは本当に衝撃的で、途中まであんなに楽しそうだったのに!と驚いていました。残り少ない時間で何とかウィルにもう一度生きる希望を与えようとするルイーザ。私もどうなってしまうのかと映画に釘付けでした。
この映画を見て私はいくつか学んだことがありました。それは...
1)一日一日を大切に生きること
2)夢は決して諦めないこと
3)死ぬまでにやっておきたい事を決めること
『一日一日を大切に生きること』。まず人間というのはいつかは死ぬ生き物です。私はあまり日常生活で死ぬことについて考えたことはありませんでしたが、時間はまだあると思ってもウィルのように何もかも一瞬で奪われることが誰にでも起こり得ることなんです。映画の中でウィルは昔通っていたパリの街中にあるカフェでコーヒーを飲みたいと懐かしそうに語るシーンがあります。そんなウィルに一緒に行こうとルイーザは誘いましたが、ウィルは今の車椅子生活のウィル・ターナーではなく前の成功していてイケイケだった自分としてあの場所へいきたいと言ったのです。その時のウィルは後悔と諦めでいっぱいのようで自分も今のうちにやれることは全力でやろうと思いました。
『夢は決して諦めない』。ルイーザの夢はデザイナーになることでした。しかし自分には才能がないと諦めていて、結局カフェで働いて大学には通いませんでした。その時ウィルが言った言葉が、「一度の人生、精一杯生きるのが人の務めだ」でした。その後ウィルが大金をルイーザに送り、ルイーザはその後自分の夢を叶えるために精一杯いきていくのです。映画を見ていてウィルの言葉はどことなく自分にも響いていました。何か思いついても「また今度でいいや」「今日はやめておこう」と何らかの言い訳をつけて実行しない自分へのメッセージでもあるようでどんなに大きな夢でも小さな夢でもやらないよりやって観ることが大事であり、頑張ればいつかチャンスはやってくると思った次第です。
そして最後に、『死ぬまでにやりたい事を決めておく事』。これはこの映画を見て一番に思ったことです。6ヶ月という短い時間で二人はモーツアルトのクラシックコンサートへ出かけたり、リゾート地へバカンスに行ったり、競馬をしに行ったりしていました。それらは全部ルイーザがウィルに生きる希望を取り戻すように立てたプランだったのですが、一方でウィルは死ぬ前にしてしておきたい事であったように思いました。実際リゾートホテルで大雨が降って、窓越しから雷を眺めていたウィルは幸せそうな表情をしていました。

「世界一嫌いなあなたに」を見て「人生」そして「生きることとと死ぬこと」について考えさせられたこの映画は予想以上に心に残る映画になりました。




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